神様って何者？ 宗教って一体何？ そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物であり、 神社は感謝をする場所です。
では、今回はイザナギノミコト（伊耶那岐命）とイザナミノミコト（伊耶那美命）の神つくりは何に感謝なのかに触れて行きたいと思います。
以前、イザナギノミコトとイザナミノミコトの国生みについて書きました。
国土を作った後、イザナギノミコトとイザナミノミコトは自然の神々を作りました。
大事をなしおえる神 オオコトオシオノカミ 壁つくる石や土を称えた神 イハツチビコノカミ 石砂を称えた神 イハスヒメノカミ 入口の門を称えた神 オホトヒワケノカミ 屋根を葺く事を称えた神 アメノフキヲノカミ 屋根を称えた神 オオヤビコノカミ 風害を防ぐ神 カゼモツワケノオシヲノカミ
海を統べる神 オオワダツミノカミ 河口を統べる神 ハヤアキツヒコノカミ 河口を統べる女神 ハヤアキツヒメノカミ
風の神 シナツヒコノカミ 木の神 ククノチノカミ 山の神 オオヤマツミノカミ 野の神 カヤノヒメノカミ 屋根を葺く萱や薄を称えた神 ノヅチノカミ
船の神 トリノイハクスフネノカミ 食物の神 オホゲツヒメノカミ
最後に 火の神ヒノカグヅチノカミを産んで、その火でイザナミノミコトは焼け死んでしまったのです。
ここまでの流れを見ると、最初に出てくる神は家屋に関わる神です。
次は自然の神で、船、食物と生活していくために必要なものばかりです。
つまり、イザナギノミコトとイザナミノミコトの神つくりによって 人が生活するのに必要な事物に関する神様が産まれました。
イザナギノミコトとイザナミノミコトの神つくりへの感謝は、当たり前に思える日常生活で必要な物への感謝なのです。
